2020年度の秋ジャガイモの育成

前作はキュウリ。そばにマリーゴールドを残している状態で、マリーゴールドの株間にジャガイモを植え付ける。石灰なし。鶏糞を上からかけておいた。明日から雨が降るとのことなので、自然浸透に期待。

 ・8月30日

事前に芽だししていたアンデスレッド、およびデジマを植え付け。デジマは半数近くが目出しできなかったが、とりあえず開いている箇所に植えておいた。

基本的には50グラム以上の小玉を中心。

・9月19日

ようやく芽がぽつぽつと出てきました。芽がでるのが遅いので、土の中でゆだってるものと思いましたが、無事生育できているようです。

 ・11月21日

完全に放置していたところ、根元からジャガイモが顔を出している株がちらほら。急いで土を盛ったものの、緑化してたので食用にはできないでしょう。10月中に盛り土しとけばよかったと反省。

・12月6日

収穫。かろうじて収穫はできたものの、収穫量は非常に少なく10キロありませんでした。5メートル2列であれば、以前は20キロ近くは収穫できていたはずですが、約半分程度の収穫量です。また虫食いが多数散見されました。

 

<良かった点>

すでに5世代目なので、そろそろ新しい種イモに更新すべきなのですが、とりあえず病気にもならずに収穫することはできました。

また8月末に植え付けし、12月上旬まで霜が降りなかったため、成長期間は十分に確保できたと考えられます。

<反省点>

 多数。

まず収量が少なかった原因は3つが推察されます。

①土壌が固かった。

土を掘ったとき、スコップが20センチくらいで止まってしまいました。その下はガチガチに固まっていたため、必然的に上にむけて成長していくのですが、土寄せも不十分であったため、緑化した芋がかなりありました。

十分な深耕と土寄せがまず必要でした。

②芽出しが十分ではなかった。

まだ休眠を開けていないいもの植えたのですが、結局芽が出ないまま終わったものや、芽が遅れて出たために十分に成長できなかったものが散見されました。芋によって休眠明けのタイミングが異なるので、目出しのタイミングを合わせるべきでした。

③種イモ更新すべきだった。

5世代目の種イモですが、まだ目立った病気とかもなかったので、ずっと使い続けていました。しかしそろそろ更新しないとですね。

 

また、デジマは肥大化しすぎて割れてしまったり、虫食いにやられていたものも多数ありました。

デジマはもともと大きい芋をつける特性があるのですが、肥大化しすぎてしまうので、芽を複数だして育てる必要がありそうです。

一方の虫食いについて、1センチくらいの穴から深く食い荒らされている状況でした。ゴキブリが食い荒らしたのかわかりませんが、何らかの対策が必要と考えます。