2020年度の白菜育成
・8月下旬に2年半前が有効期限の種を40点植え付けした。1週間経過したが、いっこうに芽が出なかった。
・8月31日にダイソーで黄芯80日白菜を購入。品種名はチョンジュンカウルで韓国の品種っぽい。植え付けしてから3日目で発芽したので、種は長期保管しても意味がないことを悟った。
・9月5日に定植。この時すでに本葉が出始めている株があり、育苗ポットの底から細かい根が張り出してきているので、タイミングとしては良かったかもしれない。
・9月22日にオルトラン粒剤を散布。この時は本葉が数枚でており、虫食いもそこそこ発生していました。ここで散布しないと虫食いにより成長が止まるおそれがあるため、急ぎ撒きました。
・10月11日
虫食いがひどい株と、まったく食われてない株の差が大きい。
・10月24日
虫食いが激しい。オルトラン粒剤は1か月前に散布したはずだが、もう効果が切れたってことかもしれない。ただ虫食いよりも成長スピードの方が大きいので、このまま見守る。
・11月22日
虫食いは激しいものの、しっかり結球した。あとは中身が充実するのを待つ。
次作に絹さやエンドウを撒きたいので、早めに収穫したいところ。
・11月26日
中身が詰まってきたので収穫を開始。外周の葉は固く、葉の先に棘もたくさんついているので、素手で触ると痛いのです。明らかに愛知白菜とは違う品種だとわかりますが、愛知白菜の2世代目から、棘が多いチンゲン菜(しかも苦い)が育ったので、交配の掛け合わせは似ているのかもしれません。
またくるんと丸まっている葉の外側の付け根には、たくさんの虫の糞がこびりついていました。まだ中に潜り込んでいるかもしれません。
<反省点>
9月22日にオルトラン粒剤を散布しましたが、量が少なかったのか1カ月程度で虫がつき、そこから成長が阻害された株もありました。実際、適用量は推奨の半分程度だったのですが、薬剤の効果は1カ月程度と非常に短いのが実感でした。
なので、適用量をやや超える量を定植時に散布してしまっても、1カ月、遅くとも2か月で効果が切れることが分かりました。成長の初期段階の食害がその後の成長に影響することが分かっただけでも、今回は勉強になりました。