2020年度の大豆の育成…やや失敗

2020年度の大豆の育成は成功とみられましたが、収穫時にメイガやカメムシの襲撃を受けてしまい半数近くが食用できませんでした。

途中までは上手に育成できていたのに残念。

最後まで害虫の発生に気を付けて対策をしていれば成功していたかもしれません。

次回に向けての記録です。

・5月12日に植え付け。

品種は白鳥。30センチ株間を開けて2条で植え付けました。株間にはマリーゴールドを定植しましたので、実際の株間は15センチ程度です。マリーゴールドは枝豆の窒素分を吸収して大きくなる予想を立てました

・6月6日は本葉が10枚くらい。

結果として発芽率は70%くらいだったので、直植えとは別にポットを準備しておいた方がよかったです。 

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・6月16日

育成は順調にみえますが、ちょっと葉の色が薄くまだらになっていますした。結果としては病気でもなんでもなく、この後も順調に育っているので、一時的な事象だったと考えられます。

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・6月20日

開花を確認しました。この時点では食害もなく、またアブラムシも見当たりません。

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・6月27日にオルトラン粒剤散布

花が咲き終わり、結実しはじめました。このころはすでに梅雨入りしており、ほぼ毎日が雨の状況です。この時期に乾燥すると花が落ちてしまうらしいので、たまたま運が良いかったと思います。

また、害虫対策としてオルトラン粒剤散布を3振りほど株間にまきました。

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・7月11日

さやが大きくなってきました。

この時点でもアブラムシやカメムシは見当たりません。葉は少々食い荒らされた箇所がありますが、この時点ではカメムシや青虫は見当たりません。

またいい感じでマリーゴールドが茂っており、虫よけの効果が期待できる…と思っていました。

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・7月19日
さやが充実してきたので、来週は収穫かな…と思っていた自分がおりましたが、ここで収穫すべきでした。まだ害虫に荒らされておらず、きれいな状態のさやが満載です。

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・7月24日
いざ収穫。きれいな株はキレイでしたが、カメムシに吸われた形跡で茶色くなっているものが半数近くを占めました。またメイガと思われる食害が多数散見されています。

アブラムシは見かけませんので、オルトランの効果は十分に発揮しているようですが、問題はカメムシとメイガの食害。これを防ぐのが次の課題です。

売り物レベルの美しさを目指したものの、まだまだのようです。

<良かった点>

・前作はニンニクが春枯れ病で全滅した箇所でしたが、消石灰をまいて1週間後に種を植えた結果、前作の病気の影響は受けませんでした。

・今年は長梅雨の影響もあり、7月下旬まで低温でほぼ毎日雨が降っていました。そのため水不足にならず、ほとんどの花が実をつけました。

・オルトラン粒剤は3回まで散布してよいそうですが、開花時に1回だけやりました。結果としてカメムシやメイガを防げませんでしたが、時期的には問題はなかったようです。

<反省点>

・発芽率が70%だった点を踏まえ、3割程度を追加でポット育苗しておけばよかったです。

カメムシ対策とメイガ対策が必要でした。マリーゴールドが有効との話もありますが、害虫の天国である市民農園では効果が十分ではありませんでした。本来はスプレー散布でもしたいのですが、長雨が続いていたために散布しても効果が見込めないと断念していました。